「鉄フライパンってどうやって使い始めればいいの?」
「油ならしってなに?やらなきゃダメ?」
そんな疑問をまるっと解決する、鉄フライパンの使い始め完全マニュアルをお届けします!
この記事では、初心者でも失敗しない「油ならしの方法」「初期のお手入れ」「サビさせないコツ」まで詳しく解説。
子育て中でも無理なく扱える時短ケア方法も紹介します。
鉄フライパンの「使い始め」にやるべきこととは?
鉄フライパンは、最初に「油ならし(油慣らし)」という作業をしておくと、
・食材がくっつきにくくなる
・サビにくくなる
・油なじみがよくなり美味しく焼ける
といったメリットが生まれます。
油ならしって必要?最近の鉄フライパン事情
✅ 結論:商品による!
タイプ | 油ならしの必要性 |
---|---|
黒皮鉄板/打ち出しタイプ | 必要(初回のみ) |
加工済みタイプ(例:リバーライト極JAPANなど) | 不要(※確認を) |
🔍 パッケージや説明書に「使う前に油ならしをしてください」と書かれている場合は必須!
【ステップ別】鉄フライパンの油ならし方法|画像なしでもわかる簡単解説
🔧 用意するもの
- キッチンペーパー
- サラダ油などの植物油
- トング or 菜箸
- コンロ(IHも可)
① 洗う(塗装や汚れを落とす)
初めて使う前に、中性洗剤でよく洗います。
特に打ち出しや黒皮タイプは、出荷時の保護剤や油がついているのでしっかり落としましょう。
② 火にかけて空焼き(表面を乾かす)
水気を拭いたら、中火で1〜2分空焼きして、完全に乾かします。
このとき、焦がす必要はありません。水分が飛んで「カラッ」としたらOK!
③ 油を入れて、全体になじませる
油をフライパンの底から5mmほど入れ、中火にかけます。
トングにキッチンペーパーを挟み、フチまでまんべんなく油を塗ります。
そのまま弱火〜中火で5分ほど加熱し、油がなじんだら火を止めます。
④ 油を拭き取り、完了!
火を止めて少し冷ましたら、油を捨て、内側を軽くキッチンペーパーで拭き取ります。
この状態で、もう**「鉄フライパンの準備OK」!**
【使った後】日々のお手入れ方法もセットで覚えよう
鉄フライパンを長持ちさせるには、毎回のお手入れがポイントです。
難しそうに見えて、実は超シンプル!
基本の3ステップ
- 洗う
洗剤は使わず、お湯+たわし(またはブラシ)でこすり洗い - 水気を飛ばす
タオルで拭いてから、コンロで10〜20秒火にかけて水気を飛ばすと安心 - 油を塗る
ごく少量の油をキッチンペーパーでなじませて保管
⚠ サビの主な原因は「水分」!
とにかく「乾燥+油膜」が基本ルールです。
【応急処置】サビ・焦げつきが出たときのリセット方法
🔧 軽いサビ → たわしでこすってOK
その後、再び「油ならし」すれば元どおりです。
🔧 ひどい焦げ → 水を入れて煮沸+こすり洗い
焦げ付きが強い場合は、水を入れて5分ほど煮立たせるとやわらかくなります。
【よくある質問】初心者でも安心のQ&A
Q. 油ならしを忘れて使ってしまった!どうすれば?
A. 大丈夫です。使い始めのタイミングでやらなかった場合でも、あとから「油ならし」すればOK!
Q. IHだけど、油ならしの方法は同じ?
A. 基本は同じですが、加熱ムラを防ぐために中火以下でじっくり温めるのがコツです。
Q. 一度使ったら、もう油ならしは不要?
A. 通常の料理で「育っていく」ので毎回は不要です。ただ、長期間使っていない場合などには再実施が◎。
まとめ|鉄フライパンは「最初のひと手間」で一生モノになる!
鉄フライパンは最初の油ならしさえ乗り越えれば、
テフロン以上に長持ちで、美味しく焼けて、健康的な調理が可能になります。
使えば使うほど育っていくのが鉄フライパンの良さ。
焦らず、少しずつ「育てる感覚」で付き合っていきましょう。